魅力的な提案書のデザインを作成する方法とは
How to create an attractive proposal design?
提案書の見栄えよくしたいけれどデザイン知識がなく困っている。
デザインを見直して提案書の魅力を上げたい。このようなお悩みはありませんか?
この記事では、提案書におけるデザインの大切さ、デザイン作成のコツについて紹介します。
<目次>
提案書のデザインが与える効果とは
デザインは、単に見栄えをよくするためだけのものではありません。
デザインによって、提案書を見やすくわかりやすいものに仕上げることができます。
例えば、
- 図や表を活用することで、提案の内容が理解しやすくなります。
- イラストや配色によって、直感的に情報を伝えることができます。
提案書作成において、デザインは非常に重要であると言えます。
魅力的な提案書のデザインの作成方法
提案書の配色やレイアウトは、伝えたい内容とデザインが合致するように制作することが大切です。
デザイン作成のコツを紹介します。
配色
- 使用する色は、「文字色の黒や灰+2色」をベースに決めます。
- 2色の色は、提案の主流部分で使用する「メインカラー」と、 特に伝えたい重要ポイント使用する「アクセントカラー」を用意します。
- 「メインカラー」と「アクセントカラー」は、補色関係の色(反対色)を使用すると効果的です。
- 商品のイメージカラーや企業のコーポレートカラーなど、提案のイメージに合った色を使用してもよいです。
- 使用する色の数を増やし過ぎると、まとまりがない資料となってしまうので注意しましょう。
- 色や明度・彩度の特徴を理解して効果的に使用しましょう。
- 色自体が持つ印象(相手に与えるイメージ)を把握しておくとよいです。
(例)「赤」は情熱・危険、「青」は知性・夏、「緑」は自然・環境 - 明度・彩度は、低めに設定すると視認性が向上します。
明度・彩度が高い色は、目立つ一方で情報が読み取り難くなるため、視認性が下がります。
レイアウト
- 空白・余白を活用します。
-
空白で、情報のまとまりや情報のはじめと終わりを表現することができます。
紙面に余白があると、視覚的に資料が見やすくなります。
- 1ページに情報を詰め込み過ぎないよう注意します。
-
情報が多くなると、文字や表のサイズが小さくなり、読みにくくなります。
また、情報過多で、重要なポイントも伝わりづらくなります。
文字フォント・サイズ
- 文字のフォントを揃えるとよいです。
- 提案書全体を通して使用するフォントを揃えると、統一感が出て一貫性のある印象に仕上がります。
- 文字サイズも、見出し・本文などで揃えるとよいです。
-
見出し・本文・注釈・図表内の文字など、種別ごとに文字のサイズを揃えることで、
規律があり整った印象に仕上がります。また、目立たせたい箇所のみ文字サイズを上げて強調すると
いったこともできます。
このようなルールは、提案書を作成する際に決めておくとよいです。
画像(図解やイラストなど)
- 提案書内の図解やイラストなどの画像は、文章の補助的役割を担うことが理想です。
- 見た目やインパクトのみを重視して、関係のない画像を掲載することは好ましくありません。
- 画像とテキストを関連付けて配置すると、それぞれの存在感が増します。
- アイコンは、アクセントとして活用できます。
(例)箇条書きで重要なポイントを紹介する時に、アイコンを使用して強調する
図表
- 数字のデータは、棒グラフや円グラフを活用すると理解しやすくなります。
- スケジュールや業務フローは、図で説明するとわかりやすいです。
- 改善点は、ビフォーアフターの対比で表現するとわかりやすいです。
- 情報やデータを引用する場合は、必ず引用元を記載します(引用元の信憑性も必ず確認しましょう)。
デザインによって、提案は更に伝わりやすくなる!
提案内容を明確にわかりやすく伝えるためには、デザインが重要です。
自社で作成することが難しい場合は、提案書のデザインを外注することもできます。
CIJには、デザイナーが在籍しており、お客さまと直接やりとりをしながらデザインを進めていきます。
製品のアピールしたいポイントにマッチしたデザイン等も提供できますので、ぜひご相談ください。
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