わかりやすい提案書・資料作りのコツとは?
2021.08.02
提案書制作わかりにくい提案書では、相手に提案の内容を正確に伝えることができません。
この記事では、わかりやすい提案書作成のコツを紹介します。
わかりやすい提案書に必要な情報とは

提案書の必要最低条件は、「提案内容が網羅されていること」です。
例えば、次のような情報を盛り込むとよいでしょう。
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提案の内容の詳細(企画の概要、コンセプト)
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提案の理由と目的
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予算(実施に必要な費用、売上の計画など)
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スケジュール(準備開始~企画開始までのスケジュール)
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企画の進め方(必要な人員、工数)
わかりやすい提案書を作成するコツ

提案内容が網羅されているだけでは、わかりやすいとは言えません。
わかりやすい提案書を作成するコツを紹介します。
- ①「KISSの法則」で提案をわかりやすく伝える
- KISSの法則とは「Keep It Short and Simple」の頭文字を取った略称で、「シンプルに、短く、わかりやすく」という意味を持ちます。
「長文で詳しく書く」ということが「わかりやすさ」ではありません。
- ②「提案の内容」、「提案の目的」、「企画実施後の目標」の3点を明確にすること
- わかりにくさの原因として、「何のために提案を行うのか」、「結果的に何がもたらされるか」が、明確でないということが挙げられます。
提案内容だけでなく、提案の目的や、何を目標に企画を進めたいかを明確にしましょう。
内容・目的・目的を伝えることで、提案の受け手は、その成功のために必要な企画であるということがわかり、 提案内容を理解しやすくなります。
- ③数字・金額など具体的なデータで信憑性を持たせる
- 提案によって集客がどのくらい増えるのか、企画にかかる費用はいくらか、それによりもたらされる利益はいくらか等を記載しましょう。
具体的なデータを記載することで、提案の受け手は、企画の実施後を予測して、提案を受け入れるか否か判断することができます。
また、成功事例がある場合は、その事例を紹介しましょう。提案の後押しになります。
わかりやすい提案書を作成して企画の魅力を最大限に伝えましょう!
企画の良さを伝えるために、わかりやすい提案書は必要不可欠です。
しかし、提案書の準備には時間がかかるため、早目の準備が大切です。
自社内での作成が不安な方は、提案書作成の支援サービスを利用する方法もあります。
CIJでは、提案書の作成支援を行っています。
ライターとデザイナーが協力して、わかりやすく・見やすい提案書を作成します。